cmasami’s diary

愛染隼人の詩集 オリジナル演歌

愛染隼人の女の詩集 湖畔の宿 オリジナル

森に囲まれて 風になびいて

避暑地の恋の

思いに揺れていた

水鏡 夕涼み 薄化粧

あなたはもういないけど

思いで訪ね 湖畔の宿 あゝ

 

鳥の囀りが 胸を揺すって

森のすきま風 

あなたの声がする

風鈴に 赤蜻蛉 夏が終わる

一人でいる情けなさ

宿の浴衣着 湖畔の宿 あゝ

 

夕陽が燃えては 赤く落ちてく

湖面に映る

女の泣き顔が

風の音 鈴虫が もう秋か

ポツンと灯りが見える

思いでの宿 湖畔の宿 あゝ

 

愛染隼人の女の詩集 盛岡ブルース

誰にも言わず 秘めていた
女の命は あなたひとりと
陰で泣いてた こともある
最後の酒場の 
愛のいさかい
譲らずにいたのは
悲しい あゝ盛岡ブルース
 
この恋だけは 譲れない
思いながらも 愛してた
泣き顔だけは 見せないで
耐えてゆこうと 
思っています
ひとり寝泣いている
淋しい あゝ盛岡ブルース・・
 
夢に落ちては 泣いていた
虹の架け橋 憧れた
恋のブルース 口ずさむ
なみだが落ちる
幸せ夢見た
女が あゝ盛岡ブルース・・
 
 

愛染隼人の女の詩集 夢一秒

ほんの少しで いいから

夢が見たいと ねだった

我侭な女と 思われる

それでも夢が 欲しいの

ごめんなさいね

こんな女だけれど

愛して お願い 夢一秒・・

 

躊躇いなんて ないけど

胸を開いて 夢見た

恋する人生は なみだ花

苦労ばかりの

ぶらさがりの思いで

幸せ 欲しいの 夢一秒・・

 

幸せなんて はかなく

女を泣かす それだけ

短いいのちだと 陰で泣く

わかってみても

生きてることの辛さ

明日に 咲きたい 夢一秒・・

 

愛染隼人の女の詩集 うわさの女

愛しきれない わびしさが

この身を責める

こんなにも こんなにも

痩せ細るほど

思い悩んで 泣いている

悪い人だと 世間は言うけど

あゝ うわさの女・・

 

悩んでみても しかたない

嘘をつけない

好きだから 好きだから

苦しいけれど

素直に生きてゆきたくて

たとえこの胸

引き裂かれても

あゝ うわさの女・・

 

愛染隼人の女の詩集 大阪無情

好きだと言って 口説かれ抱かれ

あなたの胸で 夢に泳いで

だけど だけど

悲しいことに 女の気持ち知らず

他人のふりして 背中を向けて

町に消えた人よ

あゝ 大阪無情・・

 

星の裏側 隠れてそっと

あなたを見てる 未練なこころ

そうね そうね

初めて知った 淋しさ堪えなみだ

瞳が潤んで 体動かず

今もふるえている

あゝ 大阪無情・・

 

 

 

愛染隼人の女の詩集 なみだもろい・・おんなです

すぐに泣く癖 なみだ虫

夜を彷徨う おんな虫

何が悲しい なみだ潤ませ

幸せ遠い おんなと触れる

うわさ話の 絶えないおんな

なみだもろい・・おんなです

 

桜が散って 恋の虫

青葉に育つ みどり虫

風吹くだけで なくした恋の

辛さを知った ような顔する

不幸一人で 背負ったような

なみだもろい・・おんなです

 

失恋ばかりで 泣き虫と

自分を笑う 馬鹿な虫

色んな虫と 出逢ったけれど

泣いて別れた おとこ虫

今も未練を 引きずる恋に

なみだもろい・・おんなです

 

 

 

愛染隼人の女の詩集 風の海峡

愛の裏切りが 悲しみならば

生きてはいけない

運命に散る 花があるなら

なみだ零れる ただそれだけ

時代遅れの 恋だけど

荒波に 小船 傾いて

あゝ風の海峡・・

 

幸せ隣に 不幸あるなら

立ち直れない

抱かれた数の なみださえ

グラス並べて 数え唄う

明日が沈んだ 恋だけど

黒い雲 小船 離れ島

あゝ風の海峡・・

 

波間に咲いてる 花が枯れゆく

いのち宿んだ

恋があるなら 夢に消えても

おんなは堪え 拳です

泣きはしないさ ドンとやれ

いのち船 嵐 涙です

あゝ風の海峡・・